会長 平井丈司
今回の歯科健康フェアは保健センターが東越谷に移転してから初めての開催、しかも新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶり、さらには前日の台風2号の影響で新方川が氾濫危険水位を超え越谷市に大雨洪水警報が発せられ避難指示が出されたという本当に厳しく難しい状況でありました。
6月4日(日)当日においても被害がまだ一部で残っているなか歯科健康フェアを開催していいものかどうか本会担当者と越谷市の健康づくり推進課や越谷市長とも綿密に相談し検討した結果、何とか開催の運びとなりました。
天候は台風一過の晴天、しかし前日の影響もあり不安のあるスタートとなりました。ところがそんな心配をよそに会場は絶え間なく来場者が訪れ、各ブースが人で溢れかえりました。開催中の埼玉県立大学の学生の皆さんの活躍、そして何より歯科医師会、衛生士会、技工士会、越谷市食生活改善推進員協議会の全員が生き生きと市民の皆さんとの交流を楽しんでいたのが印象的でした。
またアトラクションとして同時に開催した越谷市が後援するバスケットボールチーム:アルファーズのチアリーディングチームのアルファビーナスやその下部チームであるアルファエンジェルの演技も好評で最終的な来場者人数は910名とコロナ禍前と遜色なく盛会のうちに幕を閉じました。越谷市歯科医師会の先生方、市の職員の方々をはじめ、関わってこられた全ての皆さんのこの4年間の思いが達せられた瞬間です。
来年、再来年も市民の皆様にとって「来てよかった」と思っていただけるフェアとなるように関係者一同一丸となって取り組んでまいります。そしてまた、たくさんの『歯っぴいスマイル』と出会えることを心待ちにしております。